業界について
INDUSTRY
社会貢献度が高い建設業界
建設業界が行う仕事は、人々の暮らしを支える街づくりを担っています。社会インフラの構築・整備の担い手であると同時に、地域社会の安全・安心を担保する「地域の守り手」です。耐震補強や修繕、国道メンテナンスなど、地域インフラの整備・維持を行ったり、地域の雇用を創出したり、地域住民の暮らしと地域の経済を支えています。
建設業界の新しい3K
「3K」とは「きつい・危険・汚い」の頭文字を取った言葉であり、この3Kが人手不足の大きな要因のひとつでもあることから、イメージ払拭を目的として「新3K」に向けた取り組みが加速化しているのです。

新3Kは「給与(Kyuyo)、休暇(Kyuka)、希望(Kibou)」とされ、働き手にとってより魅力的な要素です。

給与:賃金の適正化や福利厚生の充実
休暇:週休2日制やワークライフバランスの考慮
希望:生産性を向上するi-Constructionの推進やキャリアパスの多様化
働き方改革
2019年に働き方改革関連法が施行され、労働者の時間外労働の上限規制が各業界に適用されました。建設業界は適用を猶予されていましたが、2024年4月1日からは、罰則付きで法律が適用されます。 労働時間の長さが課題となっていた建設業界も、働き方改革が進んでいます。 〔参考〕時間外労働の上限規制
若手が活躍する時代へ
実は若者世代が増えている建設業。
総務省の労働力調査や文部科学省の学校基本調査によると、少子化の中でも、建設業に新たに入職する新規学卒者数は、近年増加傾向にあります。
業界の高齢化が深刻な問題となっている一方で、若者世代がスピード感をもってキャリアップしたり、裁量権をもって働く機会が増え、今後の若手の活躍がますます期待されています。
やりがい

1. 一生モノのスキルが手に入る

専門性が高い人間になり、安定、安心して人生を送っていけるようになります。結婚や出産といったライフプランの変化などからブランクが発生してしまった方でも、仕事に復帰しやすいです。また、定年を迎えたあともスキルを活かして働き続けられます。

2. チームで一つの目標に

それぞれ担当する専門領域を持った仲間たちと共に汗を流し、知恵を絞りながらチームの目的に向かって進んでいくので、目標を達成した際に大きなやりがいを感じることができます。また、目標を達成した際、チームメンバーのモチベーション、組織力が向上し、お互いの知恵や経験、強みを活かし、生産性を高くしていく組織になることができます。

3. 経済的自立・自律を実現できる

手に職をつけることで、自分自身のスキルや能力によって稼ぐ力が身につきます。その結果、安定した収入を得やすく経済的自立を実現することが可能です。会社員であってもスキルの専門性を高めることで収入アップを期待できるほか、資格を取得することによって、自分自身の能力を可視化し、目に見えて成長を感じることができます。